Maverick's DANGER ZONE Area 3

オースチン FX-4 個人タクシー　〜　 『 紅い眼鏡 』より 「 察するにお客さんは ．．．」 「 俺は通りすがりの観光客だ 」 「 まっ、そういう事にしておいてもイイですけどね 」
	映画 『紅い眼鏡』 の劇中で、 重要な舞台にもなっている個人タクシー ロンドンタクシー　としてお馴染みの オースチン FX-4 の 個人タクシー仕様
ちなみに、オースチン FX-4 が英国政府から 「 タクシー指定車 」 に正式に認可されたのは、1958年の事だそうで ．．．
ケルベロス・シリーズのアイテムの一つとして、以前から欲しかったのですが．．． エルドラドさん が、プラモデルキットを入手して下さいました ！
AUSTIN FX-4 LONDON TAXI イマイ　1/24 スケール 箱書きからキットが発売されたのは 1983年(多分)で、絶版キットです。
キットは当時の定番であるモーターライズですが、 エンジンルームや室内も再現されており、ディスプレイキットとしても愉しめ、 また麦球を別途用意して組み込む事でヘッドライトを点灯させる事も出来るというもの。
	更に、アオシマ から 1/24 個人タクシー・パーツセット というものが出ている事も教えて頂きまして、 VOLKS金沢店の店長さんにお願いして、 取り寄せて頂きました。 こういうセットを製品化しているとは ！ いかにも アオシマ らしいというか　(^_^)
イマイの AUSTIN FX-4 と、アオシマの 個人タクシー・パーツセット を使い、 今回、特に走行させる必要は無いのでモーターは搭載せず、 ヘッドライトの点灯ギミックを活かして、劇中登場車を組上げる事に ．．． キットのパーツ自体の合いなどは良く、ボンネットに大きなエクボ(ヒケ)が2箇所、 ボディに小さなヒケやパーティング･ライン、ウェルド･ラインが何箇所かあったので、 全体を3日掛りでペーパー掛けしたりしましたが、殆どストレートに組んでいます。
	劇中に登場する車には フォグランプ が装備されているので、 wave から発売されている ガンプラ用ディテールアップパーツの クリア・アイ と 半丸チップ を組み合わせて フォグランプをでっち上げています。
「 でんでん(太鼓)型 」 と呼ばれる ルーフ上の タクシー行灯 厚みが思ったよりも無かったので、 ギリギリまで削りましたが、 何とか麦球を組み込みました。
	仮組みして点灯させてみたところ、 行灯パーツとルーフとの隙間から、 光が漏れてしまうので、 薄いゴムシートでベースを作って パッキンとして挟み込んでから 取り付けています。 本当はフォグランプも一緒に 点灯出来ると良いのですが ．．． 形状的に麦球を組入れるのは無理　(^^ゞ
モーターライズキットですが、 エンジンルーム内も 一通り再現されており、 組立て後にボンネットも 開けられるようになっています。
	タクシー仕様ということで、 アオシマのタクシー・パーツから、 レースの 「ハーフ・シートカバー」
取り付け位置に苦労した タクシー･パーツの 「空車」表示灯 完成後はフロントのワイパーが邪魔して 見え辛くなっちゃいました ．．．(>_<)
	同じく 「料金表示器」と「無線セット」 マイクコードのパーツが合わないので、 リード線で自作したりしたんですが ．．． これも完成後には殆ど見えません。 まぁ、製作の楽しみの一つということで　(笑)
「カードＯＫ」 の表示 こちらはリアウインドの高さに合わせて 取付け台を作ったので、 完成後も車外から見えます ．．．
当時、実車の AUSTIN FX-4 の 個人タクシー仕様 は 光岡自動車が輸入して販売していたものだとか ．．． 映画のエンドロールには 協力：金子タクシー との記載も。 ※ 劇中で使われた車両の左右フロント・ドア下の文字は 「 個人TAXI 」ではなく、「 対話タクシー 」 との表示。 また劇中使用車には、前後にコーナー･ポールや 4本のルーフサイド・アンテナなども装備されていますが、 自作するのも大変そうなので、今回はオミットしました。 製作者の腕が稚拙で、単体カー･モデルとしては 低レベルな仕上げとなってしまいましたが、 夜間シーン用大道具の一つ？ として 寛容なお心で大目に見て下さいますよう ．．． ・ ・ 私としては、念願のアイテムがまた一つ増えて、 何とも嬉しい限りで、 今回も貴重なキットを入手して下さった エルドラドさん に感謝です〜 !!　m(__)m ・ ・ 　2011. 3