■ 取付け加工の手順 ■
○ 元々ＫＳＣ/ＳＴＩ用のワイドフレーム用のものですから、フレーム両側に、１.５ミリと０.３ミリのＡＢＳ板を積層したものを「マウントベース･スペーサー」として作成し、貼り付けます。
力のかかるところなので、念のため「耐衝撃瞬間接着剤」を使いました。
○ マウントベースをかぶせてみて、取り付け穴の「位置決め」を行います。
これは現物あわせでＧＯ！
○ 今回は取付けにマウントベースに合わせて３ミリ径の「皿ネジ」を使いますので、２.５ミリ径のドリルで取付け用の穴をあけます。工具はハンド･ドリルで十分間に合います。
注意点は穴を開ける時にはドリルを直角に立てること。
○ 穴を開けたら、３ミリのタップを使って「ネジ山」を切ります。
相手が樹脂ということもありますので、あせらずに「ゆっくり」やりましょう。
○ 取付け用の３ミリ径の「皿ネジ」を、電工用プライヤー（電線の切断、皮むき用の道具）のネジカッター（ネジの長さを切り詰めるトコ）で、適当な長さに切ります。
これも現物あわせで、頭のところから大体６.５〜７ミリ位に切ります。
この長さはマウントベースを取り付けた時に、フレームの内側にネジが飛び出して貫通しない程度にしましょう。
○ マウントベースをかぶせてネジを締めて、出来あがり！
今回はフレームに取り付ける部分の強度を確保し、マウントベースの「足」の部分とフレームの間を埋めるために、ＡＢＳ板を使いました。
取付け時に注意する点はマウントベースをネジ止めしたときに、締め付けすぎてスライドの動きを「阻害」しないようにすることです。
それと取付け用ネジの長さとＡＢＳ板の厚さには要注意です。
同様にして金属フレームのハイキャパ系ならば、変形の心配が少ないのでもっと「楽」です。
Maverick補足 ： KSC/STI用マウントペースはＷＡ/ＳＶにも勿論流用可能ですが、この場合はフレーム両サイドを削って「細く」するか、マウントベースの「足」の内側を削ってフレーム幅に合わせてやる必要があります。
相手が金属なのと、「平面出し」が大変ではありますが。
「荒業？」としてマウントベースを左右に強引に「広げてしまう」と云う手も考えられますけど。(^_^;)
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