＝ Hk P9S/Custom ＝
ファルコン･トーイ製 Ｈｋ 「Ｐ９Ｓ Ｃｕｓｔｏｍ」
○ 全 長 ２０５ｍｍ
○ 全 高 １５３ｍｍ
○ 全 幅 ３２ｍｍ
○ 重 量 ３９０ｇ
○ 装弾数 ８＋１発
○ 作 動 コッキング・エアー
○ 定 価 ￥６０００
この銃は、2000年夏にチャンピオン金沢模型さんで、「面白いのが入ってるよ」という事で委託販売になっていたものを手に入れました。
(実際に発売されていた期間を私は知らないのですが、８０年後半〜９０年前半？)
ショップのお話ですと、全オーナーは作動用と保管用に２挺所有されていて、これは保管用にされていたものとの事で、スチール部分に多少錆びのあるものの「極上品」です。(取り説、付属品は勿論、「ご愛用者カード｣まで全て揃ってました)(^o^)
このＰ９Ｓは、当時の主流であった「カートリッジ＆押込みコッキング方式」と呼ばれるもので、樹脂製のカートリッジ先端にＢＢ弾を装填し、スライドを押し込む事でコッキングをして、トリガーを一段引くとＢＢ弾が発射され、２段引くとスプリングの力でブローバックしてカートリッジを排莢するという２ステージ方式になっています。
一気にトリガーを引くことで発射→ＢＬＫ→排莢というサイクルになります。
私が手に入れたものはＣｕｓｔｏｍ仕様のものでフレームがシルバーメッキ、ロングバレル＆コンプ付で、標準仕様はオールブラックでコンプ無しのショートバレル(\5,000)だったようです。
付属のBB弾は「スーパーＢＢ弾」と書いてあり、色が赤のもので、計ってないのですが恐らく0.12〜0.16ｇ程度のものではないかと思います。
ＢＢ弾･カートリッジの箱書きには「Ｐ９Ｓシリーズ、ＭＰ５シリーズ、WOODSMAN」と書いてありＷＯＯＤＳＭＡＮも欲しいなぁ〜とか。(苦笑)
(一番欲しいのは、当然ながらカート式の「ガバ」なんですがネ。)
スライドは一体成形で、スプリング･エアー方式なので後端分が長くデフォルメされていますが、外観は良く出来ていて、リアのアジャスタブルサイトは勿論無可動ですが、ネジなどのモールドもしっかり入ってますし、マットブラックの表現もなかなか良いです。
スライドストップがＡＳＧセイフティとなっています。
マガジンはスチール製でカートリッジ式なのでフルサイズ！で評価高し。
ど〜も、あの「割り箸タイプ」は興醒めなもので．．．(^_^;)
グリップは、(実銃は勿論、他で製品化されたモデルも知らないのですけど)平たく角張っているのですが、ツーハンドで構えるとなかなか収まりも良好です。
宇都宮の富士釣具･模型さんから「あのシリーズは結構飛ぶんですよ」とは伺っていたのですが、「当時のものだし、最近のものと比べると〜」などと「タカをくくっていた」私でしたが、ギアルさんのレンジへ持ちこんで付属のBB弾を取り敢えず装填して１０ｍから撃ってみたら「バシッ」と壁に小気味良い音が．．．
付属の弾は勿体無いので、試しに0.25弾にして撃ってみると結構飛んでいる！
「なにィ〜！？」と、いうことで0.25弾で計測してみたら「０．６Ｊ」辺りの数値が。
当時の「自主規制値」は０．４Ｊ程度だったと思うのですが、これには。(@_@)
0.25弾で７ｍからプレートを狙ってみるとサイトが甘いものの、そこそこ当たります！
ＦＴＣ製かつ当時のもので「カート式」という事で、手元に「置いとく」つもりで手に入れたのですが、使おうと思えば「現役」で行けますネ。
慣れれば押込み式のコッキングも早いですし。
私の中では「イロモノ〜」程度の感覚だったのですが、「お気に入り」の一挺に浮上しました。時々出しては「空撃ち」しています。(カートとか無くすとアレなんで．．．)
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ファルコン･トーイ製 Ｈｋ 「Ｐ９Ｓ Ｃｕｓｔｏｍ」
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